言語&ジェンダー:「可愛くなる方法をお教えしますわ!そしてお金払ってくれれば、婚活日記の詳細を見せてあげますわ!」
最近、語尾について調べている。
それで、今日検索でヒットしたのがこれ。
ブログ「もうちょっと幸せになる方法―今より「もうちょっと」幸せになれるような情報をお届け!」の次の記事:
「可愛い話し方!「わ」「よ」「ね」の3つを語尾につけるだけ」(2016年4月15日)
より…。
ここでほぼ全文引用しますので。リンク先に飛ぶ必要がないくらい。
いちいちしつこくコメントしていきますが、
オチは最後の方、大きい字で…。
丁寧な言葉遣いは可愛さを演出してくれます。「まじ」「ウケる」「ちょー」をつかないということも大切ですが、語尾に「わ」「よ」「ね」を使うとぐんと女らしさを演出できます。
「わ」「よ」「ね」を単独で使えばいいか、「わよ」や「よね」や「わね」のように、セットで使えばいいのか、特に明記していませんが、
ここから、私も女らしさを演出しながらご紹介しますね~
(丁寧な言葉遣いが可愛さを演出してくれるそうなので、「ですます」を使ってみました♪)
金八先生の初期シリーズだったり、昭和時代に始まった漫画なんかを見ていて思うことが、「女キャラの言葉遣いが丁寧で可愛い」ということです。今ではあまり見かけませんが語尾に「~わ」「~よ」「~ね」がつくことがとても多いんです。
へえ~そうなんですね。
この時代ってきっと「女は女らしく」「男は男らしく」って言葉が強い力を発していた時代なんでしょうね。女はより女らしく、男はより男らしく振る舞っているキャラクターが多いように感じます。
へえ~、昭和時代には、単に女や男であるだけでなくて、「より女らしく」「より男らしく」ふるまっていた、キャラクターがいらしたんですね。
だから昭和時代のドラマのヒロインや漫画のヒロインからは「女らしさ」を学ぶ機会が多いです。いまだに人気の高い「タッチ」の浅倉南や「ルパン三世」の峰不二子など、時代が変わっても「古臭い」と捨てられることなく愛される理由があるのでしょう。
う~ん、ドラマや漫画をあまり見ていないからか、彼女たち以外に「古臭い」と捨てられずに愛され続ける女性キャラクターたちを思い出せないですわ。
研究してみると意外と面白いかもしれませんね!
そうですわよ、実際研究になっているんですよね。
そこまでがイントロで、次は「わ」の使い方について、レクチャーされていますわ。
「~わ」の使い方
「~わ」ってけっこう難しいと思います。どうしてもお嬢様ぽさが出てしまって、なんとなく恥ずかしいと感じる女性もいるのではないでしょうか。
そう考える以前に、使うことさえ意識に入っていないような気がしますわ!
「~わ」って語尾につくだけで、すごく可愛いんです!
例えば「ドキドキする」って言葉。これだけならば男性でも使える言葉ですね。でも語尾に「~わ」をつけて、「ドキドキするわ」に変えたら、女性しか使うことが許されないような可愛さのできあがり。
(/ω\)イヤン
そんなこと言われたらゾクゾクするわ!
ぜひ「~わ」を取り入れてみてください。
でも「~ですわ」といったですます調+「~わ」は、高飛車に思えるので要注意です。
あら、わたし間違って使っていたわ!
てっきり「丁寧なことばが可愛い」と冒頭にあったから、 ですますに「~わ」をつけていたわ!
「~よ」の使い方
続いては語尾に「~よ」を使う方法。「~わ」よりもハードルが低くなったのではないでしょうか。お嬢様ぽさも「~わ」よりはないと思います。
「よ」はどうやって使うのかしら?
例えば相づちをうつ場合によくつかう「そう」。これに「~よ」をつけて、「そうよ」にするだけでやはり女性にしか使うことのできない雰囲気ができあがります。つまり可愛い。
(/ω\)イヤン
間違っても、「だってばよ!」とは言ってはいけませんよ。
?「だってばよ!」ってどういう意味かしら?
わたししらないわ(マジ…あ、「マジ」は使ってはいけないんだったわ♪)
そうよ、と言いたいところを「違うわよ」っていいたかったけど、いいかしら?
最後「ね」の使い方を見ていきましょう♪
「~ね」の使い方
「~わ」や「~よ」に比べると圧倒的に使いやすいと思います。一番カジュアル。私の周りのも「~わ」「~よ」は使わなくても、語尾に「~ね」をつける人はたくさんいます。
そうね☆
例えば「面白そう」という言葉も「面白そうね」と言えば可愛さがぐんとあがります。あと口調が柔らかくなり、優しくなります。
('ω')ノ
「~わ」「~よ」を比べても圧倒的に使いやすい「~ね」。ぜひ活用してください!
(*´ω`*)
「わ」「よ」「ね」を使うだけで可愛くなる
お手本にしたいのはオネェな芸能人の方々。オネェな芸能人の方々は、見た目が男性に近くても、口調が柔らかいので女性らしさを感じます。そんなオネェな芸能人の方々が活用するのが語尾に「わ」「よ」「ね」を付けること。
ぜひ今度からテレビを見る時はオネェな芸能人の方々の口調に注目してみてください。
「オネェな芸能人の方々は、見た目が男性に近くても、口調が柔らかいので女性らしさを感じます」
あらそうなの?
ところで、「可愛い」と「女性らしい」はほぼ同義だったのかしら?
「わ」「よ」「ね」語尾を使って、気が付いたのは、「わ」「よ」「ね」では、直接的な質問ができないことね。
たとえば、「ほぼ同義?」、に語尾はつけられないわ。
「ほぼ同義ね?」みたいな、確認の質問だけできるのね。
でもね、私が一番ひっかかった点が、それ以外であるのよ。
このブログ主の方、このブログで「もうちょっと幸せになる方法」の紹介をして、さらに別な有料ブログを書いているらしいわ。
より詳細な【婚活日記】
ブログで書いている【婚活日記】をより詳細に、よりリアルタイムでお届けします。男性との実際のやり取りや、婚活パーティの様子、どこどこでステキな出会いがあったとか、行動パターンとか、考えとか書きます。
月30回配信予定で、1記事100円(1600字くらい)、月々500円らしいわ。
だけど、タイトルというかサンプルは、11~12月で5記事しかないわ。
一人とか、二人とかしかから、フォローされてないわ。
そして、最後にもう一つだけ、
社会言語学的指摘よりも気になった点、
突っ込ませてほしいわ。
こんなに「幸せになる方法」、
可愛い女性になるためのテクや、
みなさんにモテない理由、
モテるためのコツ(意識改革)を教えたり、
どこで素敵な出会いがあったか、有料ブログで公開しますと言っていらっしゃるご本人は、
29歳で婚活中なの?
今の目標は会社から卒業すること
(morehappy11 (morehappy11)|note
既婚の私が言うと嫌味なイジメに聞こえるが、
個人攻撃やモテるモテない結婚勝ち組負け組競争をしたいわけではない。
私がツッコミたいのは、
モテるためのブログを
絶賛婚活中の人が書いていても
みんな記事の内容を信用して読んでくれる、と思う、
その意識というか感覚。
みんな、人目をひく記事の内容ばかり注目していて、
書き手のことはよく見ない、っていうのが、
もう常識なのかな?
WELQ問題とかは、こういう表面しか見ない世界の話で、
それが本当に当然になっているんだなーと。
ほーう。
いちいちこんな形でやらなくてもよかったんだけど、
社会言語学的なオチとしては、
ほら、「わ」「よ」「ね」を使っても、全然可愛くないでしょう?ということを、
実演してみたかったのでした。
かなり、絵文字や♪マークや、「かしら」とか、いろいろな「女性語」を使って盛り上げました。そして、これらはもう男性にもネット上で頻繁に使われている。